脱!初心者ダイバー
晴れてダイバーの仲間入り♪
でもまだまだスキルアップしなければバディと二人だけで安全に潜ることは出来ません。
ダイビングのスキルアップの方法は、とにかく潜ること!これにつきると思います。マニュアルを何度読み返したってダメ。やはり実践です!ここでは初心者に良くありがちな悩みを紹介します。
エアーのもちが悪い!
たしかに初心者の頃はエアーの持ちは良くないです。エアーのもちが良くないと、グループで潜っている時は先に上がらなければなりません。
考えられる原因は、
呼吸が深く、ゆっくり出来ていない
初心者の頃は緊張のあまり、呼吸が浅くなりがちです。ぜえ〜はあ〜ぜえ〜はあ〜って感じですね。これではしっかり吐けないので前の呼吸のときの二酸化炭素がまた戻ってきてしまい、結果、より多くのエアーが必要になってきます。たくさん吸ったらそれだけすぐに無くなってしまうと考えないで、深く吸ってしっかり吐きましょう。
潜行がスムーズでなかったり、泳ぐ姿勢が悪い
潜行中手足をバタバタさせて余分な動きをしていませんか?
大きく息を吐き終わったら、動作を少なくしてゆっくりと体が沈んでいくのに任せましょう。
泳ぐ姿勢が悪いのは、オーバーウエイトが考えられます。体か沈みがちなため、前傾姿勢になったり、沈むまいと余計にフィンキックを繰り返すはめになっているのでは。自分の適性ウエイトを早く理解するのが上達の早道です。
肺活量が多い人
男性は一般的に肺活量が多く、女性と一緒に潜れば、男性の方がエアーが早くなくなるのは当たり前です。これには解決策はありません。(笑)
適正ウエイトがわからない
適正なウエイトは、着用しているスーツの厚み、タンクの種類、まれに海外での塩分の多い海に潜るときなど条件によって大幅に変わります。
器材とウエイトをつけて海に入り、水面が目線に入る状態で体が浮いていればそれがその条件での適正ウエイトです。
そのまま大きく息を吐ききれば沈んでいくはずです。
あとはそれを目安に、「3ミリのスーツでこの前は2キロだったから、今日は5ミリのスーツなので4キロくらいかしら」というように目安で調整すればいいのです。
また、タンクがスチールで重いときなどは(多いのはアルミタンク)インストラクターが「スチールなんでいつもより1キロくらい軽くしてくださいね〜」なんてアドバイスしてくれます。
中性浮力がとれない
中性浮力の取り方が、一番難しく、一番大事です。中性浮力がとれないと、無駄な泳ぎも増え、エアーは減り、サンゴの上に落下してひんしゅくをかうなど、良いことはありません。
人が呼吸すると肺に空気が出入りします。肺もBC(浮力調節のジャケット)の一つです。タイミングが大事です。空気を吸ってもすぐに体は浮いてきません。少し時間がたってから浮いてきます。
ですから、沈みかけたからといってすぐにBCにエアーをいれ、すぐにまだ沈むからといってまた入れ、今度は入れすぎて浮き気味になったから、あわてて出して。そんなことを繰り返していることが多いです。BCにエアーを入れるときは少しずつ、吸気ボタンを軽くたたく程度ぐらいに、少しいれて、様子を見ましょう。
これも、実践を繰り返すしか上達法はありません。ちなみに管理人はダイブ本数30本位のとき、始めて中性浮力がとれました。
オーストラリアのグレートバリアリーフで、テーブルサンゴの上でぴたっととまれたあの快感!
も〜忘れられません!
器材のつけ方が遅い!
器材のつけかたひとつで、初心者かどうかは明らかにわかります。それにボートの上でもたもたしていると他の人に迷惑かけるし、とても焦るところなのです。
原因の一つに常にレンタル器材をしようしていることが考えられます。BCのベルトのとうし方は各メーカーによって違うし、ホースのついてる位置も違うし、あれ〜この前と違う???なんて事ばかりだと思います。
ここはやはりマイ器材を買いましょう。(あ、器材メーカーの廻し者ではありませんよ)(笑)いつも同じ器材であれば、何度かつければコツもわかるし、ボートであたふたせず余裕ですごせます。
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潜行がうまく出来ない
スムーズな潜行のコツは、無駄な動きをしない事です。不安感や、バランスを取れないためどうしてもフィンを動かしてしまいがちです。
そして、出来るだけ体をまっすぐに立てて、余分な抵抗を減らすこと。フィンの先までまっすぐに!
そして、呼吸です。(もちろんBCの空気は全て抜いておきます)つい今までの慣習で水に入る時、息を吸い込んで止めてしまいがちです。大きく息を吐ききって、沈み始めるまで止めてみましょう。適正ウエイトなら、ゆっくりと沈んでいくはずです。
そして、しばらくじっとしていること。手足をばたつかせると、浮力がついて沈みにくくなります。
耳抜きがうまく出来ない!
ダイビングをするとき、耳抜きがうまく出来ないという悩みは多く聞きます。
実際、私も体調によってうまく抜けないことが多々有ります。
耳抜きがスムーズに出来るかどうかは
個人差があるようです。私のようにぬけにくい人もいれば、
うちのだんな様のようにあごを動かすだけで出来てしまう人もいます。
ただ、個人差はありますが、お医者様のおっしゃるところでは、本当に
耳抜きが出来ない症状の人はごくわずかで、耳抜きが
うまく出来ない人の多くはコツがつかめていなかったり、不慣れであったりと
いう原因が多いそうです。
スムーズな耳抜きのコツ!
潜行の時、耳がキーンと痛くなってから耳抜きをしても遅いです。
水深の浅いところほど、早く、こまめに(1メートルごとくらい)行います。
体調管理を万全に!
風邪の時、花粉症の時、前日深酒をした場合は耳が抜けにくくなります。
強引に抜こうとして、何度も
無理な耳抜きをしていると、耳管がむくみ、潜水中耳炎を起こしてしまうことも。
また、どうしても抜け無かった場合は、潜行の時点で自分だけ上がらざるをえなくなり
ガイドさんやバディに迷惑をかけることに。体調が悪いなと、思ったら
その日のダイビングを控えるという決断も大事です。
片方の耳だけ抜けない時の対処法!
左右どちらかは抜けたけれど、片方は抜けないといいう場合も多いはず。
私はほとんどこの状態です。
その場合は、こまめに耳抜きをするのは
もちろんですが、鼻をつまみ、抜けたほうの耳を指でふたをし、下に向け、
抜けていないほうの耳を上に向けて、ふんっと抜きます。
たいていはこの方法で抜けるのですが、、、。
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